国際理解教育の一環として活発な「国際交流」を展開しています。
夏休み、冬休みには短期海外研修プログラム(希望者)を実施しています。また、積極的に海外からの留学生も受け入れています。
本校生徒の1年以上の長期留学については現地校での単位認定が、本学園の進級認定として認められる制度もあります。
アメリカ、カナダ、オーストラリア、フィンランドなどのクリスマス前後の家庭生活を体験する異文化理解に重点を置いたプログラムで、本校生徒に大変人気があります。それぞれの国で、各家族の一員としてクリスマス週間を過ごします。ひと口に“クリスマス”と言ってもホストファミリーのルーツによって、 同じ国でも様々なクリスマスの過ごし方があることを知ったり、また、日本ではあまり知られていない「ボクシングデー」をホストファミリーと楽しむこともできます。このプログラムでは、一家庭生徒2名でのホームステイの形を取り、言葉や文化の壁もすべて二人で協力して乗り越えるという経験をさせることも狙いの一つです。 令和6年(2024年)は、アメリカのカリフォルニア州オレンジ・カウンティー郡、およびニューヨーク、カナダのブリティッシュコロンビア州アボッツフォード、オーストラリアのクィーンズランド州ゴールドコースト、ブリスベン、フィンランドのヘルシンキ郊外ヴィヒティでの実施でした。
本学園では留学生の積極的な受け入れを行っており、これまで受け入れた留学生の出身国は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ドイツ、フランス、ノルウェー、スウェーデン、タイの8カ国に及びます。 特に平成22年9月から翌23年6月にかけては、 ドイツ、オーストラリア、ノルウェーから3名の留学生が同時に在籍するという、大変国際色豊かな一年となりました。コロナ禍で一時留学生の受け入れを中止していましたが、今年度(2025年度)の一学期、久しぶりにアメリカのサンフランシスコからの短期留学生を受け入れ、本校生徒との交流を深めました。また、オーストラリアの交流校キャンベラ・ガールズ・グラマースクールが隔年でジャパンツアーを実施する際、参加生徒たちを一週間予定で受け入れています。 一年留学生も短期留学生もホストファミリーは本校生徒のご家庭から募集をしていますので、留学生を受け入れて頂いたご家族からは「海外へ行かなくても留学の雰囲気を体験できる」と好評を得ています。